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内田 引退後は指導者には興味も「長友さんみたいにユーチューバーにはならない」 

[ 2020年8月25日 05:30 ]

オンラインで引退会見に臨む内田篤人(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真

 鹿島の元日本代表DF内田篤人(32)が現役ラストマッチとなったG大阪戦から一夜明けた24日、オンラインでの引退会見に臨んだ。

 【内田に聞く】

 ――引退を決意して葛藤は。

 「先輩たちがグラウンドでやるべきことをやっていたのを見てきた。鹿島の選手らしい振る舞いが僕にはできていない。ケガをしないように少し抑えながらのプレーが続く中で、100%でやる選手の隣に立つのは失礼だと思った」

 ――右膝のケガがなければ現役を続けられたか。

 「無理をしてここまで来たことが大きい。無理をしなかったらシャルケに行けなかったし、鹿島でもこういうふうに送り出してもらえなかった。自分の限界だった」

 ――一番の思い出は。

 「CLのベスト8(を決めた)バレンシア戦。カウンターでチームメートが走りだした時、スタジアム全体が揺れていた。この試合をやるためにシャルケに入ったと思うほど印象的だった」

 ――引退後について。

 「長友さんとかはやっているけどユーチューバーにはならない(笑い)。サッカー以外のことをやれる自信がない。1、2つに絞らずいろんな選択を。指導者は面白そうだなと思う」

 ――今やりたいこと。

 「娘の幼稚園のお迎え。これからは手をつないで送り迎えできたら」

 ――背番号2について。

 「どうしましょう。(前任者の)名良橋(晃)さんの意見も聞きたい」

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2020年8月25日のニュース