Jリーグ・プロ野球　コロナ対策連絡会議　観客数制限9月末まで延長へ

　Jリーグとプロ野球の「新型コロナウイルス対策連絡会議」が24日、オンラインで開かれ、ともに政府の方針に従って、上限5000人の観客数制限を9月末まで原則延長する見通しとなった。また、鳥栖でのクラスターについて情報共有し、感染者への差別や偏見をなくすよう訴えていくことを確認した。

　観客数の制限緩和については専門家チームの賀来座長が政府の感染症対策分科会の見解を踏まえるとした上で「今すぐ50％まで増やせるかは少し厳しい」と話した。政府見解では収束が見られれば9月末を待たず、再検討の可能性もあるという。Jリーグは25日の実行委員会で協議し、制限緩和の見送りを決定する見込み。