名古屋・前田 ウルトラ4発!生観戦の愛息に贈ったゴールパフォもZからタイガ、セブンと大変身!

[ 2020年8月9日 05:30 ]

明治安田生命J1第9節第1日   名古屋6-2浦和 ( 2020年8月8日    豊田ス )

 名古屋―浦和 前半、2点目のゴールを決め、駆けだす名古屋・前田=豊田
Photo By 共同

 7試合があり、名古屋がホームで浦和に6―2で大勝した。ウルトラマンの愛称を持つFW前田直輝(25)が4ゴールを挙げる活躍。自身初のハットトリックに加え、日本人では2012年の闘莉王以来となる4得点で、勝ち点を17に伸ばした。

 カラータイマーの存在を忘れたように、名古屋のウルトラマンは疾走した。前半9分、シュートを一度はじかれながら、FW前田が粘って先制ゴール。サポーター、そしてスタンドで観戦した3歳の長男に「ウルトラマンZ」のポーズパフォーマンスを贈った。

 「最近、うちの息子が大好きで、きょうは見に来るというのでやってみました」

 ニックネーム「ウルトラマン」の名付け親は、松本時代の恩師、反町康治氏(現日本サッカー協会技術委員長)。試合の流れから消える時間が長く、すぐカラータイマーの光が消えるという例えで、愛称に叱咤(しった)の意味を込めた。

 もちろん、現在進行形の前田は、すべてが当時と違う。1分後、ゴール前に走り込み、MFマテウスのパスを柔らかいタッチで合わせる技あり弾。同38分はGK西川との1対1を制して自身初のハットトリックを決めた。2点目はウルトラマンタイガ、3点目はウルトラセブンのポーズに変える芸の細かさ。後半5分のゴールで、日本人では12年の闘莉王(当時名古屋)以来となる4得点を記録した。

 「4点?もう終わったこと。次の試合はすぐに来るので、切り替えていきたい」

 新型コロナウイルス絡みでネガティブな話題の続くチームに出現した正義のヒーロー。積み重ねていくゴールがピッチ内外の平和につながる。

 《4得点以上は通算19度目》名古屋FW前田が浦和戦で4得点をマーク。J1のハットトリックは今季3度目で通算238度目、日本人は18年鈴木武蔵(長崎)以来2年ぶり。1試合4得点以上は、昨年のアンデルソン・ロペス(札幌)以来で通算15人目19度目。
 また、名古屋は前半で5得点。17年5月14日に浦和が新潟戦で挙げて以来5度目のJ1最多タイ。

 ◆前田 直輝(まえだ・なおき)1994年(平6)11月17日生まれ、埼玉県さいたま市出身の25歳。東京V下部組織出身で、ユース在籍時の12年にトップデビュー。13年トップに昇格し、15年に松本へ期限付き移籍。16年横浜に完全移籍して2年間プレーした後、18年に松本へ。半年間在籍した後、名古屋に加入した。昨年はチーム最多の9得点。1メートル75、66キロ、利き足は左。家族は妻と長男。

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