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浦和FW杉本 8・1清水戦で再開後初ゴールに照準 「そろそろ決めないと怒られる」

[ 2020年7月29日 12:38 ]

浦和FW杉本。右は関根
Photo By スポニチ

 浦和のFW杉本健勇(27)が29日、練習後のオンライン取材に応じ、8月1日の清水戦に向けたポイントと意気込みを語った。「自分たちが持った時の崩しもそうですが、1つ、今季のポイントはカウンターにあると思う。守備に押し込まれたとき、奪った後のカウンターでは自分の所で収めて繋ぐことがポイント。溜めをつくって繋げればサイドアタッカーにも速い選手がいるのでどんどん前に行ける。もっと出せると思う」と話した。

 新型コロナ禍による約4カ月間の中断明け後は先発、途中出場を含め全6試合に出場。まだ再開後のゴールはないが、前線から守備など献身的なプレーも目立っている。

 「(守備では)ボランチとトップの間に簡単にボールを入れられて前を向かれるシーンをなくす。以前より前で奪い切ることにもパワーを使っている。前で奪えれば後ろは楽ですから。守備は疲れますけどその分、仲間が楽になれば。それ以上に“点を決めろよ”と思われてるかもしれないですけど。守備もして前に出ていくことはやっていきたい」。

 過去に経験のない過密日程には食事面と休むときは徹底して休むことを心がけ、コンディションを維持しているという。再開後の得点がない点にはやや自虐的なコメントも口にしたが、FWとしては得点こそが最大のミッション。最後は力強い言葉が口をついた。

 「前回、ホームでは本当に情けない試合(対柏、0―4)をした。内容は正直、どうでもいい。勝てばいい。再開後、点が取れていないことには自分が一番、物足りなさを感じている。オレもそろそろ決めないと怒られると思うので(苦笑)。チームが苦しい時に決めたい。清水戦は先制点がポイントになる。決めます!」と意気込んだ。

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2020年7月29日のニュース