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神戸・古橋 開始16秒弾!4カ月半ぶりのゴール「“自分がやってやるぞ”という気持ちで」

[ 2020年7月12日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節   神戸1-1大分 ( 2020年7月11日    昭和電ド )

前半、先制ゴールを決め、駆けだす神戸・古橋
Photo By 共同

 駆けつけた4263人の観衆が、いきなりどよめいた。開始から16秒。神戸のMF安井の放ったシュートがDFに当たって浮き球になると、古橋が左足を一閃(いっせん)。ドライブのかかったシュートがネットを揺らし、瞬く間に均衡を破った。結果的に同点弾を奪われ勝利に結びつかなかったものの、背番号11にとっては約4カ月半ぶりのゴールだった。

 「ここ2試合、調子が良くなくて“自分がやってやるぞ”という気持ちでプレーした。勝てなかったけど、少しは前進できた」。アウェー鳥栖戦から中2日。元スペイン代表MFイニエスタらは欠場し日本人のみでスタメンを構成した中、3試合連続先発となった背番号11が疲れを見せず結果を残した。

 リーグ再開後初めて迎えた有観客試合に、元日本代表MF山口は「サッカーのあるべき姿。ありがたいこと」と感慨深い表情を浮かべた。連勝を逃したとはいえ、DF菊池やFW小田がJ1デビュー。大幅にメンバーを入れ替えながらも最低限の勝ち点1は得た。

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