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J2・J3の全審判PCR検査受けていなかった 検体採取準備間に合わず

[ 2020年7月2日 05:30 ]

 Jリーグは6月27、28日にJ2が再開、J3が開幕を迎えたが、検査対象だったはずの全審判員がPCR検査を受けずに試合に臨んでいたことが1日、判明した。関係者によれば審判員を一括で管理することは難しく、検体採取の準備が間に合わなかったという。

 同27、28日の試合後、一部の審判員は同会場で唾液採取による検査を受検したが、全員が検査を終えるのは4日以降になる見込み。同日に再開するJ1の試合でも未検査のまま臨む審判もいるが、原則的には濃厚接触に当たらないという。

 Jリーグの感染対応ガイドラインでは全選手、スタッフ、審判員にPCR検査を行い、陰性者のみを登録可能とした。6月26日には検査した3070件の陰性を発表したが、検査対象の内訳、未検査の審判が試合に臨むことは公表せず。選手、関係者に不信感を与える事態となった。

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2020年7月2日のニュース