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マジョルカ久保 4得点に絡む活躍 6戦ぶり白星に貢献

[ 2020年7月1日 10:03 ]

久保建英
Photo By スポニチ

 マジョルカの日本代表MF久保建英(19)は30日、ホームのセルタ戦に8試合連続となる先発出場。2アシストを含む4得点に絡む活躍で、交代する後半37分まで攻守に積極的なプレーを見せ、チームの5―1勝利に大きく貢献した。再開後1分け4敗と苦しみ降格圏18位に沈んでいたチームにとっては、3月7日のエイバル戦以来6戦ぶりの白星。残留争いのライバル、17位・セルタとの勝ち点差を5に縮め、逆転での1部残留に望みを繋いだ。

 今や攻撃陣の主軸となった久保は、4―3―3システムの3トップ右で先発。1―0の前半24分に右サイドからのカットインから左足でゴールを狙うと、その3分後だった。左サイドから短いパスを縦に送り、コロンビア代表FWクチョ・エルナンデスのゴールをお膳立て。同40分には右サイドからDFポソのゴールを演出した。

 後半に入っても久保の勢いは止まることを知らず、4―1の後半7分にはFWブディミルの得点の起点となり、同15分にはMFサルバ・セビリアのだめ押し点をアシスト。チーム5ゴールのうち実に4得点に絡む大車輪の活躍で、地元紙のASはGKレイナ、サルバ・セビリア、ブディミルと並びチーム最高点となる3点(3点満点)、マルカ紙もチーム最高の2点を与えた。

 今季は残り5試合。次節は現地時間3日にアウェーでAマドリードと対戦する予定。逆転での1部残留へ、来季の去就も注目される久保のさらなる活躍が期待される。

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2020年7月1日のニュース