×

MLSの陽性率は2・7% オーランド入りの事前検査で24人の感染が判明

[ 2020年6月29日 12:37 ]

体温チェックを受けるオーランドのユニバーサル・スタジオの従業員(AP)
Photo By AP

 7月8日にフロリダ州オーランドでシーズンを再開させるメジャーリーグ・サッカー(MLS)が、現地入りする前に選手やスタッフを対象にした新型コロナウイルスの検査を実施。選手18人とスタッフ6人の計24人が陽性反応を示し、オーランドでの検査でさらに選手2人の感染が判明した。

 陽性率は2・7%。これは同じオーランドで7月30日にシーズンを再開させるNBAの5・3%よりは低いが、感染判明者は濃厚接触者とともに隔離されることになっている。

 ただしMLSもNBAも再開の舞台となっているフロリダ州での感染拡大が懸念材料。28日に同州で感染が判明したのは8530人で、過去最多となった前日の9585人よりは減少したが、1日で5000人を突破したのはここ5日で4回目となった。オーランドのあるオレンジ郡での陽性率はここ5日間に限ると15・9%にまで上昇しており、南部に隣接しているオセオラ郡では22・7%。オーランド入りしてからのリスクはさらに高まるため、今後の練習と日程消化は依然として不透明になっている。

続きを表示

2020年6月29日のニュース