×

元イラク代表FW・ラディ氏がコロナ死、56歳 “ドーハの悲劇”で同点弾

[ 2020年6月22日 05:30 ]

 元イラク代表FWとして活躍し、03~04年に同協会会長も務めたアハメド・ラディ氏が21日、新型コロナウイルスのため死去した。アジア連盟(AFC)は同日、公式サイト(アラビア語版)で発表した。56歳だった。

 88年にアジア最優秀選手に輝いたラディ氏は、イラク代表歴代2位の62得点(121試合)を挙げたレジェンド。86年W杯で同代表史上唯一の得点を記録した。“ドーハの悲劇”と呼ばれた93年のW杯アジア最終予選最終戦で日本を相手に0―1の後半10分に同点弾を決めた。地元メディアによると検査で陽性反応を示し今月13日に入院。18日に退院した後に容体が急変したという。

続きを表示

2020年6月22日のニュース