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Jリーグ、8月以降にアウェー観客席設置 「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」公表

[ 2020年6月13日 05:30 ]

観客スタンド
Photo By スポニチ

 Jリーグは12日「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の全70ページに及ぶ完全版を公表した。ガイドラインでは、8月以降にアウェー観戦者の客席を設ける方針が示された。J2の再開とJ3開幕は6月27日で、J1再開は7月4日。当初は無観客で、7月10日以降から上限を5000人、または会場収容人数の半分以内のどちらか少ない方でホームの観客のみ動員する。次のステップとして、収容人数の半分以下に観客動員の規制が緩和される8月1日以降、アウェー席を設け、チケットの販売を許可する。

 新たな応援スタイルも示され、8月以降も、扇動や歌、声を出しての応援、指笛や手拍子、太鼓などの鳴り物は禁止。タオルマフラーや手旗を振ることや、巨大フラッグを観衆の上に広げる行為も不可となった。また、7月10日以降は飲料、8月以降はグッズや飲食物を会場内で販売するが、アルコール飲料は扱わない。ガイドラインは今後状況に応じて改定するという。

 【高校&大学生の練習参加は見合わせ】トレーニングに関する項目では、高校生と大学生の練習参加を当分見合わせることも記載された。練習参加はクラブとプロを目指す選手の双方が相性を確かめる貴重な機会。複数のクラブのオファーを受けた選手の入団の決め手が練習参加時の雰囲気だったケースも多い。なお、下部組織所属選手と特別指定選手に限っては、トップ選手と同じ水準の健康管理、行動記録作成を14日間以上連続で実施することなどを条件に認められる。

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2020年6月13日のニュース