FC東京　ユニホーム胸部分に「You’ll　Never　Walk　Alone」掲出

　FC東京は12日、リーグ戦で選手が着用するユニホームの胸部分に「You’ll　Never　Walk　Alone」を掲出すると発表した。

　様々な理由があってスタジアムに行けない環境になったとしても、ファン・サポーターとともに戦うための取り組みとして推進している「STAY　WITH　TOKYO」の一環。新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客試合となっても、選手はファン・サポーターの思いを胸にプレーする。これまで同取り組みとして、ファン・サポーターが「You’ll　Never　Walk　Alone」を歌うシーンをデザインしたビッグフラッグのスタンドへの掲出、大型ビジョン放映している選手紹介動画などを公式Twitterで発信することを決定していた。

　公式サイトで主将のMF東慶悟（29）は「新型コロナウイルスの影響で中断していたJ1リーグが7月4日から再開されますが、まだしばらくは通常とは異なる環境での厳しい時間が続きます。でも、こんな時だからこそチームとファン・サポーターが同じ気持ちで、リーグ優勝をめざして前に進んでいくために、ユニフォームに『You’ll　Never　Walk　Alone』のメッセージを掲出することになりました」とコメントした。

　また、選手会長のFW矢島輝一（25）は「東京のファン・サポーターのみなさんがチームを後押しするために歌い続けてきてくれた『You’ll　Never　Walk　Alone』に、僕はプロになる前から何度も心を揺さぶられてきました。今シーズン、無観客試合やみなさんがスタジアムに来ることができない試合でも、選手たちは『You’ll　Never　Walk　Alone』を胸に、これまでと変わらずファン・サポーターのみなさんとともに熱く戦います。再開後も、それぞれの場所で、みんなで想いをひとつに一緒に戦いましょう」と話した。