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高徳も戻ってきた!神戸指揮官 リーグ再開へ魅惑的なサッカー約束「いい練習できた」

[ 2020年5月26日 05:30 ]

<神戸練習再開>新型コロナ感染で一時は入院していた酒井高徳も初日から参加した(C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 関西に拠点を置くJ1の3クラブが25日、それぞれの練習場でトレーニングを再開した。神戸はグループに分かれてメニューを消化。新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことから一時は入院していた元日本代表DF酒井高徳(29)も参加した。7月4日のリーグ再開が有力視される中、当面は無観客試合になったとしても、トルステン・フィンク監督(52)は画面越しに魅惑的なサッカーを届けることを約束した。

 約2カ月ものブランクを経て、ようやく神戸がチームとして動き出した。新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出た酒井、そして主将のイニエスタらを含め、選手たちはグループに分かれてボールを使ったメニューなどを消化。オンラインで取材に対応したフィンク監督は「再開できてうれしいし、今日は凄く良い練習ができた」と充実感をにじませ、酒井についても「他の選手と同じくらいのフィットネスで問題なくできていた」と太鼓判を押した。

 3月27日にオフへと突入。その後、酒井らトップチーム関係者3人に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出て、緊急事態宣言が発令されたことなどから活動休止となった。今季は公式戦初戦となったゼロックス・スーパー杯で1冠目を獲得し、初参戦となったACLでも2連勝スタート。中断により勢いをそがれる形となったものの、指揮官が目指すスタイル、方向性にブレはない。

 「我々、ヴィッセル神戸はポゼッションサッカーをして、サポーターを魅了するサッカーをしたい。ファンやサポーターがスタジアムに来られない状況になるかもしれないが、家で見ている人を魅了できるようなサッカーをしたい」

 7月4日のリーグ再開が有力視される中、当面は無観客試合となる見込み。それでも、指揮官はお茶の間で見守るファンやサポーターに魅惑的なサッカーを届けることを約束した。イニエスタを筆頭に、J屈指のタレントをそろえるスター軍団。画面越しでも、その強さと華やかさを存分に見せつける。

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2020年5月26日のニュース