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「FC大阪モデル」VでJ3昇格だ トップチーム活動を再開

[ 2020年5月19日 05:44 ]

 「大阪モデル」ならぬ「FC大阪モデル」でJ3昇格を狙う。大阪から3番目のJリーグ入りを目指し、JFLで戦うFC大阪が18日、トップチームの活動を再開した。新型コロナウイルスの影響で2カ月近く続いた休止が明け、選手たちはグループに分かれ、時間差を設けて練習。今季から指揮を執る塚原真也監督(35)がこの日までに本紙のインタビューに応じ、7月18日開幕予定のシーズンへ抱負を語った。

 「目標は、優勝してJ3に昇格するということ。これはクラブ全体の思いですね」。Jリーグ参入を果たすため、指揮官はタッグを組む平野将弘ヘッドコーチとFC大阪ならではの「プレーモデル」を構築した。攻撃時、守備時、ボールを奪った瞬間、奪われた瞬間。4つの局面に加え、ゾーンに応じたプレーの“教科書”を作り、活動休止期間中も選手に落とし込んだ。

 リーグは本来ならホーム&アウェー方式だが、新型コロナウイルスの影響で16チームによる1回戦総当たり方式に変更。今年4月には、花園ラグビー場とその周辺の公園の運営委託先に「FC大阪」を含む事業者が候補に選ばれ、今季は花園ラグビー場第2グラウンドで3試合を行う。指揮官は「FC大阪は東大阪が拠点。ラグビーが浸透しているけど、サッカーも面白いなと思ってもらえれば」と意気込んだ。

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2020年5月19日のニュース