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鎌田 再開初戦先発で得点絡めず、長谷部は途中出場 フランクフルト完敗

[ 2020年5月17日 16:39 ]

ドイツ1部・第26節   Eフランクフルト1―3ボルシアMG ( 2020年5月16日    フランクフルト )

ボルシアMG戦の前半、競り合うEフランクフルトの鎌田(右)
Photo By 共同

 ドイツ1部リーグは16日、世界の主要プロスポーツの先陣を切って約2カ月ぶりに無観客で再開。MF長谷部誠とMF鎌田大地のEフランクフルトはホームでボルシアMGに1―3で敗れた。

 鎌田は4―1―4―1の右サイドハーフで先発。後半はトップ下でプレーして、CKキッカーも務めた。前半はパスミスが目立ち、19分の深い位置からの右クロスは味方に合わず、29分の右クロスは相手がブロック。得点に絡めないまま0―3の後半33分に退いた。

 控えの長谷部はリーグのガイドラインに従ってマスクを付け、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を確保するためにベンチではなく観客がいないスタンド最前列に座った。後半29分からダブルボランチの一角で出場し、その後3バック中央でプレーした。

 チームは開始からわずか37秒に先制点を奪われ、前半7分にも失点。後半にもPKで3点目を失うなど守備が崩壊し、ヒュッター監督は「もちろん違う試合の入り方をしたかった。40秒とたたずにリードされれば、きょうのような良いチーム相手には難しくなる。我々がこれほど眠ったように試合に入ったことは理解できない。重要なデュエル(1対1)で良いプレーができず、序盤に勝利を明け渡してしまった」と嘆いた。

 Eフランクフルトは中断を挟んで4連敗を喫し、順位を1つ落として暫定13位。次節はアウェーで8連覇を狙うバイエルン・ミュンヘンと対戦する。

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2020年5月17日のニュース