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吉田麻也 サンプドリアと契約延長の見通し 素早い適応能力評価、地元紙報じる

[ 2020年5月17日 20:29 ]

サンプドリアDF吉田麻也
Photo By スポニチ

 イタリア・セリエAのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也(31)について、17日付の地元ガゼッタ・デロ・スポルト紙は契約を延長して残留する可能性が高くなったと報じた。

 吉田は1月にサウサンプトン(イングランド)からサンプドリアに今季終了までの期限付き移籍で加入。6月末でサウサンプトンとの契約も満了し、フリーとなる。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「クラブはレンタルで獲得した選手の将来を定める必要性に直面しているが、何人かの処遇についてすでに態度を固めた」とした上で、吉田については「訪れた1回のチャンスを最良の形で生かしたので、確約の方向に向かうと見られる」と契約を延長する見通しと伝えた。

 吉田は3月8日のベローナ戦で移籍後初先発してフル出場。試合中の4バックから3バックへの変更にも対応し、2―1の逆転勝利に貢献した。その直後から新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦は中断しているが、1試合のパフォーマンスがクラブから高く評価された。

 さらに同紙は「ラニエリ監督は彼のプロ意識を称賛しており、吉田自身が(イタリアの)環境に順応する能力を見せたことも驚きとなった」と新しい環境に素早く適応したことも、指揮官らクラブ首脳から認められたという。

 セリエAは4日から個人練習を再開しており、18日からはチーム練習が再開される予定。リーグ再開は未定だが、6月13日を目標に掲げている。

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2020年5月17日のニュース