伊スポーツ相「道はだんだん厳しくなっている」　セリエAの再開に見解

　イタリアのスパダフォーラ・スポーツ担当相は29日、新型コロナウイルスの影響で中断しているセリエAの再開について「道はだんだん厳しくなっている」と、現地テレビで見解を示した。

　コンテ首相は5月18日からの練習再開を許可すると発表したが、スパダフォーラ氏は「練習再開がシーズン再開を意味するわけではない」と説明。28日にフランスが今季リーグを打ち切る方針を決めたことで「イタリアや欧州の他国も続くかもしれない」と述べた。

　地元メディアによるとイタリア協会グラビナ会長は「私が打ち切りにサインすることはない。それはサッカーの死を意味する」と発言。7億ユーロ（約812億円）とされる損失を回避するためにも再開を目指している。