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バルサMFアルトゥール 残留を熱望!ユーベからの“トレード案”拒否、相次ぐ移籍話浮上に不満も

[ 2020年4月26日 00:25 ]

バルセロナのFWメッシ(右)とMFアルトゥール(AP)
Photo By AP

 スペイン1部バルセロナのブラジル代表MFアルトゥール(23)が来季以降もチームに残留する意向を表明した。スペイン紙ムンド・デポルティボ(電子版)によると25日に移籍報道があったイタリア1部ユベントスからの“オファー”に対し明確に「ノー」と答えたという。

 アルトゥールにはここまで色々な移籍報道が流れており、特にバルセロナがインテル・ミラノのFWラウタロ・マルティネス(22歳)を今夏のトップターゲットしていることで1億ユーロ以上という高額な移籍金引き下げための“交渉材料候補”として度々名前が上がっていた。さらに先日、トットナムへの移籍話も浮上。こちらはMFエンドンベレ(23)とのトレードを画策しているというものだった。

 ユベントスからの“オファー”についてはスペイン紙ムンド・デポルティボが25日に「ユーベがアルトゥール獲得へ猛プッシュ」と1面で報道。これまで移籍話が報じられたインテル・ミラノ、トットナムに加えユベントスもアルトゥールの“入札”に参加。新型コロナウイルスの影響により高額の移籍金を提示することが難しいためMFピアニッチ(30)、MFベンタンクール(22)、MFベルナルデスキ(26)、DFデシリオ(27)などの選手とのトレードを“打診”と伝え、バルセロナは年齢的な問題からピアニッチ以外とのトレードなら興味があるようだとした。

 だがその後、同紙は同日の電子版で「アルトゥールはオファーを聞かないと言った」と報道。アルトゥールはバルセロナからの移籍を望んでおらず、ユベントスがドアをノックしても交代には応じない。18年夏にバルセロナに加入したMFはオファーを聞かない意向をクラブに伝えた。数日前にはインテル・ミラノからの興味に対しイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)で「インテルのようなクラブから興味をもってもらえるのは名誉なことだ。嬉しいよ。だけど僕はバルセロナを離れるつもりはない」と宣言したことを紹介し、ここ数日の移籍問題は残留で決着しそうだと報じた。

 さらに同紙電子版はアルトゥールが現在カタルーニャ語を習っていて、恋人もバルセロナ出身。ここでの生活を満喫しており、本拠地カンプノウから遠く離れるようなことになる噂話が次々と浮上することを不満に思っていると伝えた。

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2020年4月25日のニュース