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新型コロナ感染の神戸DF酒井高徳が退院 2回のPCR検査で陰性…イニエスタも「お帰り!」

[ 2020年4月25日 17:09 ]

神戸DF酒井高徳
Photo By スポニチ

 J1神戸は25日、新型コロナウイルス感染を3月30日に公表し、兵庫県内の医療機関に入院していた元日本代表DF酒井高徳(29)が同日に退院したことを報告した。2回のPCR検査で陰性と判定されたという。

 酒井は3月25日に発熱を伴った体調不良を訴え、26日に兵庫県内の病院で「急性上気道炎」と診断された。その後に軽度の頭痛や味覚と嗅覚に異常が生じたことから、同28日にPCR検査を実施。30日に陽性判定が下され、クラブを通じて「人数の多い場所に行かない、消毒や手洗いなど気を使って生活をしていました。それでもこのようなことになり、大変情けなく思っています」とコメントしていた。

 今月5日には自身のツイッターでこれまでの経過を報告し「不安になる気持ちは誰にでもあるので共有して少しでも伝えられたらと思いました」などとつづっていた。

 クラブの公式ツイッターには、トルステン・フィンク監督(52)、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)らチームメートのほか、昨季まで神戸に所属していた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(34、アンタルヤスポル)、日本代表でともにプレーしたスペイン2部サラゴサのMF香川真司(31)らが酒井高の退院を祝う動画がアップ。イニエスタは「お帰り、高徳」と日本語でメッセージを送り、「また近く会えるのを楽しみにしているよ」と話している。

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2020年4月25日のニュース