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札幌・野々村社長 最悪の可能性に言及「10月にキャッシュが尽きる可能性がある」

[ 2020年4月25日 05:30 ]

札幌の野々村社長
Photo By スポニチ

 札幌は24日に定時株主総会を開き、20年1月期の単独決算の最終赤字が1億4900万円で、2期連続の赤字となったことを発表した。今季の最終赤字は3億7800万円と見込んでおり、野々村芳和社長(47)は資金調達について「JリーグやJFAなどから借りたいと思うが、まだ制度が不明確。地元の金融機関へのお願いを始めている」と明かした。

 経営状況については「純資産は5億円ほどで、10月にキャッシュが尽きる可能性がある」と言及し、「5億円から10億円をキャッシュで手元に置いておきたい」と説明。5日には、選手が日本スポーツ界で初の年俸総額約1億円の“自主返納”をクラブに申し入れた。現時点で申し出を保留している野々村社長は「今は必死になってつぶれない、耐える」と力強く話した。

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2020年4月25日のニュース