×

セリエA再開に先立ち…イタリア杯準決勝5・27再開で検討

[ 2020年4月17日 05:00 ]

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月9日から中断しているイタリアの公式戦が、5月27日のイタリア杯準決勝で再開する可能性が出てきたと16日付の地元ガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じた。

 イタリア・サッカー協会(FIGC)は15日、保健当局、専門家を交えた幹部会議を行った。新型コロナウイルス感染対策として実施されている国内のロックダウン(都市封鎖)が5月4日から一部緩和される見通しとなっている。これを受けて、協会はセリエAチームの練習を5月4日から再開させ、セリエA再開に先立って27、28日に延期となっていたイタリア杯準決勝第2戦のユベントス―ACミラン、ナポリ―インテル・ミラノを開催する方向で検討しているという。

 またセリエAについても、5月31日または6月7日から再開したい意向だという。グラビーナ会長は「まず政府の認可が下りることが大前提」としつつ「サッカーを安全に再開させていくためには、国の活動再開に備えて今の段階から万全な方策を組んでいくことが重要だ」と説明した。

 イタリア政府は15日、新型コロナウイルスに感染した死者が前日から約580人増え約2万1600人になったと発表。感染者は約2700人増の約16万5000人となった。1日での新規感染者数は4日連続で減少している。

続きを表示

2020年4月17日のニュース