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サラゴサ香川 外出禁止続く近況明かす「他人事だと思わないでほしい」、日本にメッセージ

[ 2020年3月27日 21:46 ]

香川真司
Photo By スポニチ

 スペイン2部サラゴサのMF香川真司(31)が27日のブログを更新して近況を報告した。

 「今伝えたいこと」というタイトルで、スペインで新型コロナウイルスによる外出禁止令が出てから2週間たとうとしている現状を報告。自宅での個人練習は午前中に1時間半、自分の課題強化へ具体的なテーマを決めて取り組んでいるそうで「これらはチーム練習が毎日続く普段だと負荷が高すぎたり、次の日に影響したりするけれど、今はそれを考えなくていい。この状況を逆にプラスに考えるようにして、モチベーション高く取り組んでいます」と前向きな気持ちをつづった。

 スペインではリーグ戦再開は未定。「もちろんストレスがたまる部分もありますが、こういう時に人間力、精神力が試されるのかとも思います」と1日の始まりに坐禅(ざぜん)を日課として取り組んでいるそうで「何も考えない、というのはかなり難しいことですが、坐禅する中でたまにいい感覚が得られる。そんな実感がある。これも、今だからこそやれることかなと」と新境地を明かした。

 「僕たちはコロナウイルスに打ち勝っていかないといけない」「僕自身はこの時間をプラスだと考えて取り組めているので、再開したときに最高のパフォーマンスをみんなに見せたいですね」と意気込みを記した上で、「日本の皆さんも日々大変なことかと思います。でも他人事だと思わないでほしい。東京の映像を見ても、危機感が少し薄いように思えます。個人個人が出来ること。それを考え、行動に移すべきだと思います。苦しい時ですが、みんなで乗り越えていきましょう」と日本のファンへメッセージを送った。

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