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Jリーグ、真夏の超過密日程 新型コロナ余波で大幅再編、7月に過去最多公式戦9試合も

[ 2020年3月27日 05:30 ]

 Jリーグが真夏の7月としては過去最多の試合数を組む可能性が出てきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在J1は5月9日再開を目指し日程再編が進む。関係者によれば、東京五輪の延期で空白となった7月も断続的に水、土曜開催が続く見込み。実現すれば地獄の灼熱(しゃくねつ)シリーズとなる。

 現在、延期確定の試合は第2~12節。自然災害などに備え、9月以降は日程に余裕を持たせるため代替試合は前半戦に組み込む。過去、消耗の激しい7月は4~5試合の開催が通常で、東日本大震災のため中断期間のあった11年の7試合が過去最多だった。現状の草案では、水曜日となる7月1日にルヴァン杯が行われ、その後リーグ戦で8試合が組まれているという。

 J1最終節は12月5日の予定で、過酷な7月は最大のヤマ場となりそうだ。また今季はコロナ対策の資金がかさむため「賞金」や「理念強化配分金」の大幅減が確実。賞金については2位でも50%程度のダウンが検討されているという。

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2020年3月27日のニュース