シンシナティー久保裕也　MLS初得点　チーム黒星も存在感

　MLSシンシナティーに所属する元日本代表FW久保裕也（26）がメジャー初得点を決めた。8日、敵地でアトランタと対戦。チームは1―2で敗れて開幕2連敗となったものの、存在感を示した。

　最大の見せ場は2点を追う後半19分にやってきた。エリアやや左でパスを受けると、ゴール中央にボールを持ち出して右足を一閃。GKが一歩も動けない強烈な無回転シュートを叩き込んだ。

　ベルギー1部ヘントから今季、日本人初となる特別指定選手（各クラブ2人まで認められる年俸制限範囲外選手）として加入。「チームがしっかりした興味を持ってくれて、素晴らしいプロジェクトを示してくれた。成長過程のアメリカで、一層の成長をしたい」と意気込んでおり「個人としては10得点10アシスト」と目標を掲げている。