リバプール 無敗Vへ難敵に挑む!狼が誇る“2本の牙”に要注意…クロップ監督「たくさん走らなければ」

[ 2020年1月23日 22:59 ]

プレミアリーグ第24節   リバプール―ウルバーハンプトン ( 2020年1月23日 )

ウルバーハンプトンが誇る2人のFW。ラウール・ヒメネス(左)とトラオレがリバプール守備陣を脅かす(AP)
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 イングランド・プレミアリーグ首位を走るリバプールのクロップ監督が23日に敵地で対戦する同7位ウルバーハンプトンを警戒した。前日会見に出席した指揮官は「ウルヴズは今季だけでなく、昨季あたりから本当にプレイするのが難しくなっている。最終ラインを3バックまたは5バックとし、DFコーディが異なる役割を持ち、ピッチを大きく使うことで多くの運動量を求められる」と話した。

 さらに指揮官は「この試合ではたくさん走らなければいけない。私たちには、そのための解決策があるが、それには多くの作業をしなければならない。彼らに対して50パーセントや60パーセントでプレイすることは許されない。もしそのような状況だったら、私たちに絶対にチャンスはない」とリーグ戦無敗(21勝1分け)のチームだからこそ“全力”で試合に臨まなければならないと熱く語りかけた。

 ウルヴズ(狼)の愛称で知られるウルバーハンプトンは1950年代に3度のリーグ優勝を果たしたこともある古豪。近年は1部や2部を行ったり来たりと低迷していたが、2017年夏から強力な中国資本とサッカー界の大物代理人でありクラブ相談役のジョルジュ・メンデス氏らの働きにより有力選手を続々と補強。1年でプレミアリーグ復帰を飾ると、2018―19シーズンは昇格クラブながら7位の好成績を残した。

 チームはFWジョタ、MFモウチーニョ、GKルイ・パトリシオなどの代表クラスのポルトガル人を多く抱え、U―20イングランド代表でも主将を務めた経験があるDFコーディが最終ラインをコントロール。攻撃陣ではメキシコ代表FWラウール・ヒメネスと、まるでラガーマンのような迫力あるボディーが英国で話題となっているFWアダマ・トラオレが相手ゴールを脅かす。

 この試合でも狼が誇る“2本の牙”に要注意。昨季も公式戦17ゴールと活躍したFWラウール・ヒメネスは今季もここまでチームトップの10得点と高いパフォーマンスを維持。18日のサウサンプトン戦では2ゴールを奪って逆転勝利に貢献。チーム公式サイトによれば、この2得点によりラウール・ヒメネスがFWスティーブン・フレッチャー(現シェフィールド・ウェンズディ)の22得点を抜き、ウルヴズでのプレミアリーグ“得点王”になったもよう。リバプールにとっては最も脅威となりそうなゴールハンターだ。

 そして今季チームで一躍ブレイクしたのがFWアダマ・トラオレだ。バルセロナ下部組織出身のトラオレは年々筋肉を増量し、23歳となった現在では10代の頃とは別人のようだと日本でも話題に。他を圧倒する肉体を手に入れたトラオレは“筋肉マン”とも呼ばれ、そこから生み出す爆発的なスピードが武器でマンチェスターシティーのグアルディオラ監督からも「まるでモーターバイクだ」と驚かせた。加入2年目となる今季は公式戦33試合で4得点7アシストと活躍。マンチェスターシティーやリバプールなど多くのビッグクラブからも獲得への噂がささやかれる存在となった。

 試合は日本時間の23日深夜29時(24日早朝5時)から開始予定。リバプールが無敗優勝へ向け突き進むのか、狼がその“野望”を阻むのか注目の一戦だ。

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