カズVSイニエスタ J1開幕カードいきなり!伝説対決で「股を抜きたい」実現チャンス

[ 2020年1月8日 06:00 ]

グアム自主トレで笑顔を見せるカズ
Photo By スポニチ

 来月21日に熱戦の火ぶたが切られるJ1開幕カードが7日、明らかになった。最大の注目は神戸―横浜FC戦(2月22日予定)。13年ぶりにJ1に帰ってきた日本のキング、FW三浦知良(52)と元スペイン代表MFイニエスタ(35)のスーパースター対決がいきなり実現する。開幕戦は21日に湘南が浦和と、王者横浜は23日にG大阪と激突する。

 キングの放った“あの一言”はやはり予感に満ちていた。J1開幕戦でいきなり「カズVSイニエスタ」が実現する。昨年11月24日のJ2最終節。横浜FCは13年ぶりのJ1昇格を決めた。試合後、カズは言った。「イニエスタの股を抜きたいなと思います!」。その言葉に導かれるかのようなドラマチックな開幕カードだ。

 現在、カズは南国グアムで過酷な自主トレを続けている。早朝5時40分に始動し、1日3部練習の連続。ペースは急ピッチで進む。例年ならクラブ側の理解の下、グアムで体づくりを進め、チーム合流は遅らせていた。例えば昨年は1月28日に帰国し、チーム合流は31日だった。だが今季は違う。15日のチーム始動日には完全合流する予定だ。

 カズは言う。「今年は自分でもちょっと早く合流した方がいいかなと。気候も違うし、1人でやってると限界がある」。プロ35年目を迎えるカズも孤独な自主トレが続くとピッチを広く使った実戦的な練習に慣れるには時間を要するという。2・22開幕戦でイニエスタの股を抜くには、例年以上のペースアップが必要だった。

 注目の今季契約も正式に合意した。この日、カズは「まだサインはしてないけど細かい部分も含め合意している」と明言。来月26日に53歳になる。65年のイングランド1部(当時最高峰)で元イングランド代表FWスタンリー・マシューズが50歳5日で出場した記録が残るが、カズが出場すればイングランドの伝説を超え1部では世界でも例のない年長記録となる。

 対戦の図式としては昇格組の横浜FCがイニエスタら多国籍のタレントをそろえる天皇杯覇者の神戸に挑む格好。むろん、横浜FCも顔触れは多士済々だ。古巣との対決にもなるカズ。その「黄金の左足」で世界を魅了してきたMF中村俊輔(41)は昨季終盤に先発した5試合を5連勝に導き、昇格の原動力となった。10年W杯の活躍も鮮烈なMF松井大輔(38)もいる。国内屈指の豪華さだ。
 2・22神戸―横浜FC戦。世界の注目が神戸に集まりそうだ。

 <グアム自主トレ5日目は疲労考慮メニュー>第2次自主トレのため3日からグアム入りしているカズは7日も早朝5時57分からランニングを開始した。4.15キロを1キロ=5分45秒ペースで走った。その後はダッシュ、体幹トレなどを入念にこなした。自主トレも5日目を迎え疲労を考慮し、午前と午後練習、スイムを回避。午後にはジムに姿を見せ約1時間、筋トレを中心に汗を流した。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「南野拓実」特集記事

2020年1月8日のニュース