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柴崎岳 日本サッカー界の超過密日程に警鐘「どのJリーグチームが犠牲になってもおかしくない」

[ 2020年1月4日 19:05 ]

柴崎岳
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表MF柴崎岳(27=デポルティボ)が2日、自身のツイッターで、日本サッカー界の超過密日程に疑問を投げかけた。

 柴崎が2016年まで6年間プレーした古巣・鹿島は元日の天皇杯決勝(国立)で神戸に敗戦。今月28日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)本大会出場を懸けてプレーオフを戦うことが決まった。そのため、1月1日に2019年シーズンを終えたばかりにもかかわらず、わずか1週間後の1月8日には2020年シーズンへ向けた新チームの練習を開始することを天皇杯決勝の翌2日に発表。

 そのことを報じる記事をツイッターに引用し、顔を手で覆うポーズの絵文字だけでまずは気持ちを表した柴崎はその後、再度ツイッターを更新。「何が原因か分からないが、休む事への意識が欠けている。僕が日本にいた時は確か契約書に選手は最低2週間オフシーズンを過ごす権利があると書かれていた様な…それでも短いけど。今回は鹿島や神戸(神戸のオフ期間は分かりませんが)ですが、どのJリーグチームが犠牲になってもおかしくない」と持論をつづった。

 柴崎のツイートにはフォロワーからも意見が殺到。「もっと言ってください!!!」「選手側から声をあげるのはすごく大事」「2018はそれで柏が降格しました」「スポーツ選手にも働き方改革が必要」「選手の怪我も心配」「これはいくらなんでもヒドすぎる」「アスリートファーストでお願いします!!」「天皇杯の元日決勝は見直した方がいい」などと、柴崎の意見に賛同する声が多く挙がっている。

 なお、神戸は天皇杯優勝によりACLに本大会から出場することが決まったためプレーオフはなく、1次リーグ初戦は2月12日。2020年シーズンのチーム始動日は4日現在発表になっていない。

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2020年1月4日のニュース