四中工　乱打戦からのPK戦制した!GK有留「目標のベスト8達成できた」

第98回全国高校サッカー選手権3回戦   四日市中央工3－3（PK4－3）日章学園 （ 2020年1月3日    フクアリ ）

＜四日市中央工・日章学園＞PK戦で日章学園に勝利し抱き合って喜ぶ（左から）GK有留、森ら四日市中央工イレブン（撮影・沢田　明徳）
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　四日市中央工（三重）は後半10分からわずか8分間で4ゴールが生まれる乱打戦の末にPK戦へもつれ込み、伝統校が8強入りを決めた。PK戦の4人目のシュートを右手1本ではじき出したGK有留は「一つの目標にしていたベスト8を達成できてよかった」と胸をなで下ろした。

　夏の高校総体で初戦敗退に終わった後は、練習試合を増やすなど実戦経験を重ねてチームを強化してきた。91年度大会で帝京との同時優勝を果たしているが、悲願の単独優勝へまずは第一関門をクリアした。

　▼日章学園（宮崎）早稲田一男監督　運動量を増やしながら全員攻撃、全員守備を求めていたが、なかなかうまくいかなかった。