リバプール・クロップ監督が語る、南野獲得を決めた理由…「何よりもフットボールスキルだ」

リバプールのクロップ監督（AP）
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　クラブW杯で世界一に輝いたばかりのリバプール（イングランド）のユルゲン・クロップ監督（52）が、1月から加入する日本代表MF南野拓実（24）の獲得を決断した理由について語った。

　24日にリバプールで行われた会見で、南野に期待することを聞かれると「タクミについて我々に知っているすべてのことが、我々にとてもよくフィットする」と相性の良さに自信を示した上で「（獲得の）決断は狭い範囲で下された。何よりも彼のフットボールスキルだ」と能力を最も評価したことを明かした。

　さらに「彼のスピード、（カウンター）プレスでボールを奪おうとする熱意、これはザルツブルクの哲学が我々のものと似ているから慣れている」と前線での守備能力も重視したことを明かした。

　「短期的には彼がどう適応するのか、彼をどこで起用できるのか、実際に合流してから見ることになる。しかし、長期的に見れば我々を助けてくれることに何の疑いはない。それは明らかだ。彼と働けることを本当に楽しみにしている。まだタクミが合流するまで時間があるので、彼がどこにフィットするかよく考えたい」と正式契約する来年1月1日が待ち切れない様子だった。