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マジョルカ久保 ブーイングに「満足感」 “古巣”バルサとの初対決にフル出場

[ 2019年12月9日 05:30 ]

スペイン1部   マジョルカ2―5バルセロナ ( 2019年12月7日 )

<マジョルカ・バルセロナ>メッシ(手前右)と競り合うマジョルカの久保
Photo By 共同

 マジョルカMF久保建英(18)が7日、バルセロナ戦にフル出場し、存在価値を証明する大ブーイングを浴びた。バルセロナの下部組織育ちの久保にとって、カンプノウは特別な地。Rマドリード行きを選択したことで盛大なブーイングを浴びたが、久保には感慨が込み上げていた。

 「彼らが僕を少し良いプレーをする18歳の若造として見ているのではなく、ライバルとして見ているということ。満足感があります」。リーグ戦は5戦連続の先発。2トップの一角に入るとチーム最多タイのシュート2本を放ち、2点目の起点となるプレーも見せた。

 試合は2―5で敗れ、3連敗。目の前でメッシ(バルセロナ)にハットトリックも決められた。それでも地元紙アスは、久保がメッシをかわしたシーンをピックアップ。「1億3000万人の日本人はそれを映像で見るだろう。敗北にもかかわらず、忘れることはないディテールを残した」と報道。久保を“特別な存在”として持ち上げていた。

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2019年12月9日のニュース