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南野 欧州CL2発目!俊輔、本田、香川に続き4人目 自力突破かかるリバプール戦へ弾み「可能性ある」

[ 2019年11月29日 05:30 ]

ゲンク戦の前半終了間際、ゴールを決め喜ぶ南野(中央)らザルツブルクイレブン(AP)
Photo By AP

 欧州CL1次リーグ第5節は27日にE~H組の8試合が行われ、E組でザルツブルク(オーストリア)の日本代表MF南野拓実(24)が欧州CL通算2点目を決めた。ゲンク(ベルギー)戦に先発して後半44分までプレー。4―1の勝利に貢献し、チームは最終戦での自力突破に望みをつないだ。同僚のMF奥川雅也(23)は後半35分から出場。ゲンクの日本代表MF伊東純也(26)は先発して後半34分に退いた。F組のバルセロナ(スペイン)、G組のライプチヒ(ドイツ)が決勝トーナメント進出を決めた。

 森保ジャパンで最多11点を挙げているエースが、好調ぶりを示した。先制直後、前半45分の速攻。ペナルティーエリア内右でパスを受けた南野は冷静に右足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。

 「突破に向けて重要な試合だった。結果がついてきて良かった」とトップ下で快勝に貢献。逆転突破に望みをつなぐゴールは、10月2日リバプール戦以来の大会2点目。欧州CLでシーズン複数得点は中村俊輔(セルティック)、本田圭佑(CSKAモスクワ)、香川真司(ドルトムント)に続く日本人4人目となった。

 日本代表で国際Aマッチ5戦連発中で、23日の国内リーグで今季4点目を決めたばかり。昨季は欧州リーグでの5点を含む自己最多タイのシーズン14点を挙げており「ボックス内でのシュート感覚とか、自分の特長を磨き続けてきた。今まで積み重ねてきたものを証明している最中」と手応えを口にした。

 来月10日の最終戦で逆転突破を果たすには勝ち点3差の昨季王者リバプールに勝つことが必要。「僕たちにとってフィナーレ(決勝)。サッカーは何が起こるか分からない。僕らが勝つ可能性もある」。絶好調の背番号18は大番狂わせに自信をのぞかせた。

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2019年11月29日のニュース