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横浜FC 13年ぶりJ1昇格! 5月就任の下平監督「みんなが一体感を持った」

[ 2019年11月24日 16:57 ]

明治安田生命J2リーグ 最終節   横浜FC2―0愛媛 ( 2019年11月24日    ニッパツ )

横浜FC・下平隆宏監督
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 明治安田生命J2リーグは24日、各地で最終節の11試合が行われ、2位の横浜FCはホームで愛媛と対戦し、2―0で勝利。勝ち点を79に伸ばして自動昇格となる2位が確定し、下平隆宏監督(47)はクラブを2007年以来、13年ぶりとなるJ1へ導いた。

 横浜FCは昨季、自動昇格の2位と勝ち点で並んだものの、得失点差で下回り、その後のプレーオフで敗れてあと一歩で昇格を逃した。その悔しさを晴らし、下平監督は「ここを目標に頑張ってきたので、最高の気分」と笑顔。「この三ツ沢の雰囲気が後押しをしてくれた」とファンへ感謝した。

 今季は開幕から2連敗でスタートし、シーズン序盤は苦しい展開。5月14日には、成績不振を理由にタバレス監督(62)の解任が発表され、ヘッドコーチを務めていた下平監督が後任となった。それからは、終盤にかけて勢いをつけて2位に浮上すると、最後は5連勝でシーズンをフィニッシュ。下平監督は「チームの総合力。みんながまとまってくれた。テクニカルスタッフ、サポートスタッフ、ファン、サポーター、本当にみんなが一体感を持ったことが要因」と振り返った。

 「また来年、J1で厳しい戦いが続く」と気を引き締めた指揮官。ピッチで選手たちから胴上げされて、横浜の空へ3度宙に舞った。

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2019年11月24日のニュース