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大宮、ドローでJ1自動昇格に望み…終了間際に大前PK弾 最終節「勝つしかない」

[ 2019年11月16日 18:03 ]

明治安田生命J2第41節   大宮1―1新潟 ( 2019年11月16日    NACK5スタジアム大宮 )

 大宮が試合終了間際に大前元紀(29)のPKで追いつき、J1自動昇格に望みをつないだ。後半17分に先制されたが、大前を入れて4-4-2にシステムを変えて攻撃を厚くし、後半43分にロビン・シモヴィッチ(28)が倒されてPKを獲得。大前がゴール右に冷静に決めた。これで横浜FCとの勝ち点差が2となり、自力での自動昇格は消滅。しかし、最終戦で金沢に勝てば、横浜FCの成績次第で自動昇格できる。

 途中出場で流れを変えた大前は「満足はしていない。悔しい」と引き分けを悔やむ。「前半もチャンスはあった。1年間、なかなか点が取れずに難しかった」と決定力不足を振り返った。

 高木琢也監督(52)は「昇格を狙う中で非常に重要な試合だったので残念。ひとつは精神面、もうひとつはプレーの固さが感じられた。その辺からこういう結果になった。新潟は意外と隙があるように見えたが、そこを突けなかった。きょうの反省を踏まえてラストゲームで勝ちたい。何が起きるかわからない状況だし」と振り返る。大前も「点を取りに行って勝つしかない」と切り換えた。

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2019年11月16日のニュース