誰からも愛されたツボ…元日本代表DF坪井慶介が涙、涙の引退セレモニー サプライズゲストにはあの2人

[ 2019年11月16日 16:20 ]

明治安田生命J2第41節   山口2―3山形 ( 2019年11月16日    みらスタ )

2006年6月のW杯ドイツ大会・ブラジル戦で、ブラジル代表のロナウドと競り合う日本代表DF坪井
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 今季限りで現役を引退する元サッカー日本代表DF坪井慶介(40=J2山口)が15日の明治安田生命J2リーグ第41節・山形戦(みらスタ)後に引退セレモニーを行い、大粒の涙を何度も流して18年間の現役生活に別れを告げた。

 今季は試合前までリーグ戦4試合の出場にとどまり、山形戦で6月15日の岡山戦(Cスタ)以来154日ぶりにベンチ入り。5月25日の京都戦(西京極)以来175日ぶりの出場はならず、チームも2―0から3点取られて逆転負けを喫した。ホーム最終戦セレモニーでマイクの前に立った三幸秀稔主将(26)が「最後勝ってツボさんを送り出したかったんですけど…僕たちの力不足で…」と涙で言葉を詰まらせると、それを聞いていた坪井も感無量の様子で何度もまばたきして鼻をすすった。

 引き続き行われた引退セレモニーでは在籍した浦和、湘南、山口のチームフラッグの入場に続いて梅崎司(32=湘南)と山田直輝(29=湘南)、細貝萌(33=ブリラム)、田中達也(36=J2新潟)、G大阪の宮本恒靖監督(42)からVTRでメッセージ。仲間たちの温かいコメントを受けてからマイクの前に立った坪井は「長い間、本当に多くの人に支えてもらい応援してもらっていたということを改めて今、実感しました」とし「一緒に戦った監督、コーチ、メディカルスタッフ、マネジャー、サポーターの皆さん、選手たち。この皆がいなければ僕はここまで走り続けることはできなかったです。ともに汗をかき、時には涙を流し、笑い、喜びあったこの時間は…」と話したところで言葉に詰まって大粒の涙。両親、兄、妻、3人の子どもに「最大の感謝をしています。ありがとう」と話した。

 花束贈呈役を務めた3人の子どもたちの後にはともに同学年の浦和・平川忠亮コーチ(40)、J3琉球・小野伸二(40)がサプライズゲストとして登場し、花束贈呈。最後は「背番号!背番号!」という年下の選手たちの掛け声のもと背番号と同じ2度胴上げされた。

 ◆坪井 慶介(つぼい・けいすけ) 1979年(昭54)9月16日生まれ、東京都多摩市出身の40歳。四日市中央工、福岡大を経て2002年にJ1浦和入り。同年のJリーグ新人王、フェアプレー個人賞、ナビスコ杯(現YBCルヴァン杯)ニューヒーロー賞とタイトルを総なめにし、浦和の03年ナビスコ杯、06年J1リーグなど数々の優勝に貢献。14年限りで契約満了により浦和を退団すると、翌15年には出場機会を求めてJ1湘南へ移籍。17年限りで契約満了になり、翌18年から山口でプレーしていた。リーグ戦の通算成績はJ1が315試合1得点、J2が32試合0得点。2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会でメンバー入りするなど日本代表として国際Aマッチ40試合に出場(0得点)した。1メートル79、70キロ。

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