×

U22前田大然、決めるぞ“当確弾” 国内初試合でチーム1号は全員五輪切符

[ 2019年11月16日 05:30 ]

シュート練習に励む前田(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 東京五輪を目指すU―22日本代表は15日、親善試合U―22コロンビア代表戦(17日、Eスタ)へ向けて広島市内で調整した。国内初陣でチーム初得点を決めた選手は過去、全員が本大会に出場。FW前田大然(22=マリティモ)が自慢のスピードを生かし、“当確弾”を決める。

 チーム最速男が、チーム最速弾を決める。前田は「勝つ試合を見せたい。良い感じでできている」と笑みを浮かべ、「(ポルトガルでも)南米選手にスピードでは勝っている。自信を持ってやれている」と腕をぶした。

 日本代表は96年のアトランタから6大会連続で五輪本大会に出場。アトランタはオウンゴールだったが、中村俊輔(シドニー)、阿部勇樹(アテネ)、梶山陽平(北京)、永井謙佑(ロンドン)、鈴木武蔵(リオデジャネイロ)と国内初試合でチーム第1号を決めた選手は、全員が本大会行きの切符を手にしている。

 18人しか登録できない本大会でのFW枠は最大3。シャドーの位置にも久保や堂安ら実力者がそろう。さらにオーバーエージ枠で大迫が加わるとなれば、より狭き門となる。目に見えるゴールは生き残りへの近道だ。14日の広島との練習試合は途中出場で無得点。「チャンスで決めないと勝てないという話はした」。同じ轍(てつ)は踏まない。50メートル5秒8の快足を生かし、当日指揮を執る森保監督に必要不可欠であることを証明する。

 【背番号発表】U―22コロンビア代表戦に臨むU―22日本代表の背番号が発表された。18歳のMF久保はA代表でもつけている17となった。同じくA代表組のMF堂安は7で、DF板倉は4となった。また、10番は過去7回の海外遠征でつけてきたMF三好に決まった。

続きを表示

2019年11月16日のニュース