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中国、シリアに敗戦でリッピ監督辞任 W杯アジア2次予選

[ 2019年11月16日 05:30 ]

 W杯アジア2次予選 14日に各地で行われ、A組で2位中国はアウェーで首位シリアとの上位対決に1―2で敗戦。試合直後にマルセロ・リッピ監督(71)が辞任を表明した。C組でFIFAランクでアジア最上位となる27位のイランは、アウェーで同74位のイラクに1―2で競り負けて2連敗。イラク、バーレーンに次ぐ3位に低迷している。

 突然の辞意表明だった。勝ち点2差で追う首位シリアとの大一番に競り負けた直後の会見で、リッピ監督は「弱い相手には勝てるが、強い相手には自分たちのサッカーができない。高額な給料をもらっている私が全責任を負う。今ここで辞任する」と語った。06年W杯で母国イタリアを優勝に導いた名将は16年に就任。8強に終わった今年1月のアジア杯後に退任したが、5月に復帰していた。中国協会は辞意を受け入れると発表。12月に日本とも対戦するE―1選手権までに後任を探す。

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2019年11月16日のニュース