バイエルン激震…屈辱の大敗から一夜明けコバチ監督解任決断 後任どうなる?

[ 2019年11月5日 08:46 ]

バイエルン・ミュンヘンのニコ・コバチ監督(撮影・小海途 良幹)
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 ドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)で前人未到の7連覇を達成した絶対王者に激震が走った。バイエルン・ミュンヘンは3日、ニコ・コバチ監督(48)の契約を双方の合意の上で解除すると発表。リーグ戦第10節を終えて4位に低迷しており、辞任を申し出たOB指揮官を解任した形だ。コーチのハンス・フリック氏(54)が暫定で指揮を執るが、後任候補に前マンチェスターU監督のジョゼ・モウリーニョ氏(56)ら大物の名前も挙がっている。

 1―5と屈辱的大敗を喫したEフランクフルト戦から一夜明けた3日、Bミュンヘンが今季リーグ初の監督解任を決断した。ヘーネス会長、コバチ監督らと会談したルンメニゲ社長は「全員の合意の上で、監督解任という結論に至った」と説明。指揮官は「クラブにとって正しい決断だと思う」とコメントした。

 Eフランクフルトをドイツ杯優勝に導いた直後の18年に就任したコバチ監督は、選手時代に続き監督としても昨季2冠を達成した。しかし今季は不安定な戦いが続き、特にズーレ、エルナンデスら守備に負傷者が続出した最近のリーグ4戦はわずか1勝。第10節時点の順位(4)、総失点(16)はともに過去10年でワーストだった。

 主力のロッベン、リベリ、ハメス・ロドリゲスらが退団した一方で、ブラジル代表MFコウチーニョ、クロアチア代表MFペリシッチら新戦力はここまで期待外れ。出番激減の生え抜きスター、ミュラーを軽視する発言や、FWレバンドフスキ頼みの采配にも批判が高まっていた。

 6日の欧州CLオリンピアコス戦、9日のドルトムント戦はフリック・コーチが暫定で指揮を執るが、焦点は後任人事。地元ビルト紙は元アーセナル監督のベンゲル氏=写真<左>=、前ユベントス監督のアレグリ氏=同<中>=ら大物のほか、トットナムのポチェッティーノ監督、アヤックスのテンハグ監督、ライプチヒSD(スポーツディレクター)のラングニック氏と、候補を5人も挙げた。

 ビルト紙が「クラブの選択外」としたスター指揮官、モウリーニョ氏=同<右>=についてもイブニングスタンダードなど英紙は有力候補と報道。大混戦のドイツ1部だけでなく欧州CLの行方にも影響を与える新監督の選択に、大きな注目が集まる。 

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