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浦和 選手突き飛ばし一発レッドの大槻監督の処分を発表 戒告並びに制裁金100万円

[ 2019年11月2日 19:56 ]

<鹿島・浦和>後半、鹿島・永木を突き飛ばした浦和・大槻監督(撮影・西海健太郎)
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 浦和は2日、前日1日の鹿島戦で一発退場となった大槻毅監督の行為に対し、戒告並びに制裁金100万円、中村修三GMに対して戒告の処分を課すことを発表した。

 問題のシーンは鹿島戦の後半39分、浦和のベンチ前で相手DF永木の激しいプレスにMFエヴェルトンが倒されるような形となった直後。大槻監督が瞬間的に激高し、右手にボールを持ちながら、左手で永木を突き飛ばしてしまった。主審からレッドカードが提示され、一発退場となった。

 大槻監督はクラブを通じて「選手と共に常に闘わなければいけませんが、あの行為は間違いでした。鹿島の選手並びにチーム関係者、すべての浦和レッズに関わる人たちに謝罪いたします。この経験を糧に、選手と共に闘っていきます」とコメントした。

 浦和では「SPORTS FOR PEACE!」で提唱している通り「暴力行為を根絶することを目指し、青少年の健全な育成に寄与することを理念に掲げるクラブとして今回の監督の行為は、いかなる理由があろうとも許されるものではなく、厳正に対処すべき事案と考えております」とした。

 今後は「SPORTS FOR PEACE!プロジェクト」に関する講習の受講を改めてクラブ全体に義務付け、再発防止に取り組んでいく方針。

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