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純也3アシスト!久々のフル出場で高精度クロス連発「いい形で上げられた」

[ 2019年10月11日 05:30 ]

W杯アジア2次予選   日本6-0モンゴル ( 2019年10月10日    埼スタ )

前半、南野のゴールをアシストする伊東(撮影・西尾 大助)
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 快足アタッカーのMF伊東純也が、自身初となるA代表3アシストと大爆発した。右MFでアジア杯1次リーグのウズベキスタン戦以来となるフル出場。最後まで森保監督に存在をアピールし、「点を取りたかった。アシストは絶対しないといけない相手だと思っていた」と振り返った。 日本代表メンバー  日程&結果

 「相手DFはクロスに対してボールウオッチャーになる」という分析が頭にあった。ピッチに立つと自慢のスピードで敵陣を切り裂き、高精度のクロスを連発した。前半22分、右サイド深くまで入り、MF南野の先制弾をドンピシャのクロスで演出。同33分にはワン・ツー・パスから長友のゴールを生み、その7分後には右クロスで永井の得点もアシストした。「うまく(南野)拓実や酒井くんとの関係で抜け出して、いい形でクロスを上げられた」とうなずいた。

 2月にベルギー1部ゲンクに移籍。昨季は13試合3得点2アシストと結果を残した。今季もすでに10試合に出場。6日は得点をお膳立てし、リーグ2位タイの5アシストを記録している。CLで世界トップクラスとしのぎを削り「強い相手に通用するという自信がついた」。DF吉田主将も「CLに出始めて、今が一番伸びる」と期待する。

 ただ、「もっと怖い選手になれる」と満足はしない。右サイドはMF堂安と久保の主戦場。日本代表でのライバルは東京五輪世代の2人だ。「競争が激しいほどチームは良くなっていく」。成長を続ける26歳が堂安と久保へ、堂々と“宣戦布告”する結果だった。

 ▼日本協会田嶋幸三会長 終わってみれば6得点で、よく戦ってくれた。

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2019年10月11日のニュース