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鎌田 今季リーグ戦初得点ならず、3度の決定機逃す 長谷部フル出場も失点絡む

[ 2019年10月7日 08:13 ]

ドイツ1部リーグ・第7節   Eフランクフルト2―2ブレーメン ( 2019年10月6日    フランクフルト )

ブレーメン戦で競り合うEフランクフルトの鎌田(左)
Photo By 共同

 日本代表に復帰したEフランクフルトのMF鎌田大地は今季リーグ初得点を逃した。

 6日、ホームのブレーメン戦に長谷部誠とともに先発出場。トップ下で3度の決定機を得たが、決めきれなかった。前半8分、こぼれ球のハーフボレーは相手選手の足に当たってゴール上へ。同20分、飛び出しからのシュートはGKに当たって角度が変わり、クロスバーを直撃した。後半9分、至近距離からのヒールシュートは上に外れた。

 1―1の後半39分に交代し「チームとして攻撃は悪くなかったと思うが、僕自身も取れる時に取らないと、こういう苦しい試合になる。僕自身まだ(リーグ戦で得点を)入れられてない。入れられるようにしていかないとダメだなと思う」と反省を口にした。

 ゲームキャプテンを務めた長谷部は3バック中央でフル出場した。9月27日の前節ウニオン・ベルリン戦の終了間際に脳震とうを起こし、3日の欧州リーグ・ギマラインス(ポルトガル)戦を欠場。「コンディション的には問題ない」と体を張って奮闘していたが、最後に失点に絡んだ。2―1と勝ち越した直後の後半45分、味方GKが弾いたボールへの競り合いで相手選手を倒してしまい、PKの判定。これを相手に決められて2―2の引き分けに終わった。

 「うちが勝ち越して、これで勝てるということろで、最後に自分がPKを与えてしまった。自分の責任は非常に感じているし、個人的には勝ち点2は自分で失ったかな」と自身を厳しく責めた。日本代表へ合流する鎌田については「こういう厳しいリーグの中で、もまれて試合に出続けてる。クオリティーは見せてると思う。あのクオリティーは日本代表でも十分武器になると思うので、それを出してくれればいいと思う」と期待を寄せた。

 右太もも負傷で離脱中のブレーメンのFW大迫勇也は欠場した。

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2019年10月7日のニュース