浦和　大槻監督、サポーターの叱咤に感謝！28日鳥栖戦で10戦ぶり白星狙う

前日会見した浦和の大槻監督
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　現在、15位に低迷する浦和は28日、アウェーの鳥栖戦を迎える。結果次第では本格的に残留争いに巻き込まれる可能性が高い一戦。大槻監督は「順位的を意識した戦いになる。現状、われわれが何をすべきか、きちんと表現しないと。そこは強く思っています」と話した。

　25日の天皇杯4回戦ではJFLのホンダFCに0―2と完敗し、敗退。来季のACL出場は絶望的となった。試合後は埼玉スタジアムの出口付近で選手バスが約45分間も停車。大槻監督がサポーターと話し合いを持つ一幕もあった。

　大槻監督は「ああいう行動をさせてしまったのは申し訳ない。一方ではありがたいと思いました。あれほど真剣に思ってくれている。一緒に戦ってくれている、戦えと言ってくれている。ありがたい。これまで以上に強い思いになりました」と振り返った。

　前日26日のミーティングでは選手はもちろん、クラブの全スタッフにもサポーターの思いを伝えたと言う。現在、公式戦は9戦白星がないが、強い思いと共に10戦ぶりの勝利を奪いにいく。