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鹿島 猛暑も集中切らさず完封、第2戦へFW伊藤「攻撃陣が応えたい」

[ 2019年8月29日 00:32 ]

ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦   鹿島0-0広州恒大 ( 2019年8月28日    中国・広州 )

<鹿島―広州恒大>前半、セーブする鹿島・GK権純泰(右)
Photo By 共同

 連覇を狙う鹿島は、ACL準々決勝第1戦のアウェー広州恒大(中国)戦に0―0で引き分けた。好セーブを連発したGK權純泰(クォンスンテ、34)を中心に全体でしぶとく守り切り、過去決勝トーナメントで日本勢に全勝してきた相手を完封した。

 立ち見の観客も多く、真っ赤に染まった完全アウェーのスタジアム。耳をつんざくような大ブーイングを何度も受けながら、鹿島が奮闘した。気温は35度。座っているだけで汗がしたたるような気候で、給水タイムもなかった。「今までで1番キツかった」と振り返ったMF三竿は、その中での完封を「チームとして一体感がまた出てくると思う」と振り返った。

 広州恒大は現在国内リーグ首位で、23試合で54得点と屈指の得点力を誇る。この日、鹿島は倍の枠内シュート6本を放たれながら、集中力を切らさなかった。

 4強入りを懸けたホームの第2戦は9月18日に行われる。勝てば無条件で4強入りが決定。FW伊藤は「GKを含め、ディフェンス陣が頑張ってくれた。第2戦では攻撃陣が応えたい」と力を込めた。

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