関根貴大　2年ぶり浦和復帰で成長見せる！「タイトルを取って自分の価値上げたい」

浦和に復帰した関根
Photo By スポニチ

　浦和に復帰したMF関根貴大（24）が28日、クラブハウスで報道陣の取材に応じ、「必要とされるクラブで自分の力を発揮したいと思った。このチームでタイトルを取って、自分の価値をどんどん上げていければ」と意気込みを話した。背番号は41に決まった。

　同日にドイツ2部インゴルシュタットからの加入が正式発表され、すぐに練習参加した。“赤い悪魔”の一員として再びクラブハウスに足を踏み入れ、「馴染みのある場所でしたし、すんなり、違和感なく入れたと思う。ただ、（17年8月に海外挑戦してから）2年が経ってチームの雰囲気も人も変わっていたので、そこは新鮮な気持ちもあった」。新たな思い、覚悟は自然とわき上がってきた。

　「言葉では言い表せないようなことの方が多かった」という異国での2シーズン。苦しみも喜びも糧とし、成長した姿をピッチ上で見せる。そして、その先にあるのは欧州のピッチを駆ける自分の姿だ。「価値をもう一回示すためにも日本で活躍して、海外に挑戦できるならまた行きたい」。帰国しても、野望は失っていない。

　関根は今季、ドイツ2部インゴルシュタットからの期限付き移籍でベルギー1部シントトロイデンでプレー。J1再デビューはJリーグの登録が可能となる7月19日以降で、最短なら20日のアウェー磐田戦となる見込み。