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前だけを見つめる浦和・大槻監督…ACL逆転8強も「あの話は終わり」

[ 2019年6月28日 17:26 ]

記者会見に臨む浦和・大槻監督
Photo By スポニチ

 浦和は28日、さいたま市内で非公開練習を行った。30日にアウェーでリーグ6位の大分と戦う。

 大槻毅監督(46)は前のみを見つめながら歩く。「選手にも言ったが(26日にアウェーで行われたACL決勝トーナメント1回戦の第2戦に3―0で勝利した)あの話は終わり。今さら言ってもしょうがない。選手が自信を持ったのであれば、それを次につなげればいい。ただ、あの試合が良かったというのは関係ないので、大分戦に向かってやるだけ」。雨中の3発逆転8強の話題を“組長”はピシャリとはね除けた。

 求めるのは目前のゲームで100%の力を出すことだ。対戦相手に「素晴らしいチーム」と経緯を表しつつ、リスペクトしすぎることなく、立ち向かっていく。26日に韓国でACLを戦い、中3日で今度は大分での決戦を控えるが「最初から決まっていた日程なので準備はしている。回復も含めて現在進行形でクラブハウスで行われているので、それを注視して、いいメンバーで臨みたい」と意気込みを話した。

 また、同日にはドイツ2部インゴルシュタットからベルギー1部シントトロイデンへと期限付き移籍していたMF関根貴大(24)の獲得が正式発表され、この日からトレーニングに参加。自身が浦和ユースの監督時代に指導しており、「チームのために貢献できる姿勢をすべてのトレーニング、すべての試合で見せてほしい」と愛弟子に期待を寄せた。

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2019年6月28日のニュース