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鳥栖・松岡 トゥーロン国際大会から帰国後初練習「試合に出られなかったのでやりたかった」

[ 2019年6月18日 22:18 ]

トゥーロン国際大会から帰国後すぐに練習に励む鳥栖MF松岡大起(右)
Photo By スポニチ

 準優勝を果たしたトゥーロン国際大会の日本代表に選出されていたJ1鳥栖のMF松岡大起(18)が18日、帰国後初練習に臨んだ。

 前日に帰国したばかりだが、早速、練習にフル参加。「試合に出られなかったのでやりたかった」と、疲れを見せないキレのあるプレーをみせた。移動の飛行機でも熟睡できる「どこでも眠れるタイプ」といい、時差ぼけや移動疲れは経験したことがないという。良い意味での図太さも持ち合わせている。

 代表では最年少。大会ではグループステージのチリ戦に後半17分から途中出場、ポルトガル戦には先発出場したが、チームが勝ちあがる中で、準決勝、決勝の出番はなかった。

 松岡は大会を振り返り「いい経験ができたが、あまり出られなかったのは悔しく思う。もっと使いたいと思われるような選手にならないといけないと感じた」。さらに上を目指す決意を固めた。

 大会で、他国の選手のプレーを間近で見ることで学ぶことも多かったという。特に「ブラジル選手のボールの奪い方、体の入れ方は勉強になった。軸がしっかりしてるから倒れない。大会で見られて良かった」と話す。また、「置かれた場所で全力を尽くすことが大きな大会につながってくる」と、日々の練習の大切さも実感した。

 大会中の6月1日に誕生日を迎え、普段はしない一発芸を披露させられるなど、自身の殻を破る経験もした。「まだチームも打ち解けてない頃で、本当にやりずらかった。全然ウケなかった」と苦笑いしながらも、大会を経験できたことに充実した表情をみせていた。

 同じく、誕生日の日に鳥栖U―18からトップチームへの昇格が決まり、選手として大きな変化もあった。「プロという自覚を持って行動しなければいけない」。次戦22日の敵地札幌戦が“プロ”として迎える初戦。持ち味の献身的なプレーでチームを助け、プロ初星をつかみとる。

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