前田パパ“ゆりかご弾”決める!南米選手権チリ戦1トップ有力

＜日本代表練習＞愛娘へゴールを決める!!軽快な動きを見せる前田（左）（撮影・大塚　徹）
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　14日（日本時間15日）ブラジルで開幕した南米選手権に招待参加中の日本代表は13日、サンパウロで初練習を行った。17日（同18日）の1次リーグ、チリ戦で1トップでの先発が予想されるFW前田大然（21＝松本）に、前夜の12日午後11時51分（同13日）、第1子となる女児が誕生。チリ戦でゴールを決め、愛妻が熱望するゆりかごダンスを披露する。

　野生児のようなワイルドな顔の頬が、何度も緩んだ。前田が南米選手権に参加中の五輪世代では初のパパに。「日本にいる間に生まれてくれって思っていたけど、予定日が13日だったので。時間を守る子なんかな、と」と優しく笑った。50メートル5秒8の快足でJリーグ随一のスピードスター。チリ戦では「スピードでどんどん仕掛けていけたら」と真っ向勝負を挑む。

　Rマドリードへの入団が決まった同じ前線の久保が、9日のエルサルバドル戦でA代表デビューしたことは刺激になった。「自分がどれだけやれるかを証明することが大事」。愛妻からはゆりかごダンスを熱望されている。「日本でできないので、ここでできればいいかな」。愛娘のためにゴールを誕生させる。本大会はDAZNが独占中継。