ノルウェー18歳ハラン9発!　U20W杯で個人最多ゴール　12－0異例スコア演出

U20W杯1次リーグC組   ノルウェー12－0ホンジュラス （ 2019年5月30日 ）

　1次リーグC、D組の最終戦4試合が30日に行われ、C組でノルウェーがホンジュラスに12―0と異例のスコアで大勝し、勝ち点3とした。12点は大会史上最大の得点差。FWアーリング・ハラン（18＝ザルツブルク）が大会最多記録となる9ゴールを奪った。

　オーストリア1部の強豪ザルツブルクで日本代表FW南野の同僚であるFWハランが、ノルウェーを記録的大勝に導いた。9ゴールで1試合での大会個人最多得点記録を樹立したが、ノルウェー協会の公式サイトで「最後のシュートを決められなかったのにはガッカリした。振り返って練習するよ」と反省を口にした。

　1メートル94の大型ストライカーが9点中8点を左足で決めた。前半7分、20分と相手の浅い最終ライン裏を突いて得点し、同36分に自ら得たPKを決めてハットトリック。その後、6点を追加してトリプルハットトリックをマークした。

　過去には97年大会にブラジルが韓国に10―3、ベルギーに10―0と大勝を重ねた例があり、後にベローナ、ボローニャなどでプレーしたブラジルのFWアダイウトンが韓国戦でマークした6得点が1試合の個人最多ゴールだった。