鹿島 伊藤“翔Time”2分で2発 逆転1次L突破!

[ 2019年5月23日 05:30 ]

アジアCL・1次リーグE組   鹿島2―1山東魯能 ( 2019年5月22日    カシマ )

<鹿島・山東魯能>後半、勝ち越しのゴールを決め喜ぶ伊藤(撮影・篠原岳夫)
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連覇を狙うE組の鹿島は1次リーグ最終戦で既に首位突破を決めている山東魯能(中国)に2―1で勝利し、E組2位で16強進出を決めた。引き分け以上で突破が決まる一戦で、0―1に追い込まれる窮地に。だが、後半18分に投入されたFW伊藤翔(30)が後半23分と同25分に2点を奪い勝ち越した。決勝トーナメント1回戦はF組首位突破の広島と来月18日にホームで、25日に敵地で対戦する。

 膝から滑り込み、大の字になった。仰向けに倒れたまま、空に向かって咆哮(ほうこう)した。連覇への道をつないだ伊藤の2発。“ショータイム”は途中出場から5分後、後半23分から始まった。まずは左CKからDFのクリアミスを右足で押し込んだ。2分後。今度はレオ・シルバからスルーパスを受け、ゴール左から右足アウトサイドで決勝ゴールを蹴り込んだ。

 「(敗退したら)割に合わない。(チームが)報われるべきだろうと思っていた。みんなの気持ちが乗ったゴールだった」

 紛れもないマン・オブ・ザ・マッチ。公式戦12試合ぶりの待の得点だった。4月14日のリーグFC東京戦後から右膝に痛みを抱えていた。試合後には激痛で膝を曲げられなくなることもあった。引き分け以上で突破できた前節の敵地ジョホールDT戦で決定機を外した試合後は「自分の責任」と口にした。

 だからこの日の2発は「自作自演の値千金」だという。右膝の状態を考慮し、公式戦3試合連続のベンチスタートという“休養策”で体の切れを取り戻させてくれた大岩監督には、「感謝です」。おごらないFWがゴールを決めると、三竿や白崎が次々と覆いかぶさった。

 急造で臨んだ両サイドの縦の連係がうまくいかず、開始11分には元ベルギー代表MFフェライニに先制を許した。決して完璧な内容ではなかったが、それでも「悪い中でも勝つのが鹿島の良さ」と伊藤は言う。同点に追いついても勝つことだけを追求した常勝軍団が、連覇への第一関門を突破した。

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