C大阪DF瀬古、U―20代表最終ラインの柱が抱く野望と夢

[ 2019年5月22日 10:00 ]

練習後にインタビューに応じる瀬古
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 U―20W杯ポーランド大会が、23日に開幕する。2大会連続で出場するU―20日本代表は、同日(日本時間24日)に1次リーグ初戦エクアドル戦に臨む。最終ラインの柱として期待されるのが、C大阪のDF瀬古歩夢(18)。大会前にインタビューに応じ、この大会での活躍や海外移籍、そして東京五輪への思いを語った。

 ――実質的にプロ1年目の今季。J1のリーグ戦でもデビューを飾りました。
 「今季の始動ではU―23チームだったので悔しい部分もあったけど、チャンスが来るとは思っていました。そのためにやらないといけないことは自分の中で分かっていて。でも、ミスも減らしていかないといけないし、まだまだです」

 ――C大阪U―12から育ち、U―15日本代表から日の丸も背負ってきました。ここまで挫折はありましたか?
 「自分の中での挫折は、高校に入ってからケガが増えたことですね。高校2年の夏頃には、左膝半月板を痛めて、手術が必要になったことで復帰まで8カ月ぐらいかかりました。その年の10月に開催されたU―17W杯に出られなくなったので、当時は凄く苦しかったです」

 ――当時のU―17日本代表では主力でした。
 「膝は痛かったけど、最初は“これぐらいやったらいけるかな”と思っていて。それが“あかん、できへん”というところまで来た。切り替えるのに時間がかからなかったといえば嘘になりますけど、ケガをした後に“U―20W杯に向けてやっていこう”と決めた。これから先、まだまだ長いし、手術することを決めました」

 ――高校3年でピッチに戻ってくるまで、どんなトレーニングをしていたんですか?
 「下半身を重点的にやりましたね。JISS(国立スポーツ科学センター)でも1カ月ぐらい、泊まり込みで。片足で重りを持ちながらバランスを取ったり、ハム(ストリング)を鍛えたり。ケツ(尻)は大きくなったし、体重は5キロぐらい増えました」

 ――以前の自分とは変わりましたか?
 「体は強くなった自信があるし、キックの感覚とか、蹴り足の重心も乗りやすいと感じています。継続的にやっていけば、もっと良くなると思う。意識して取り組もうと思っています」

 ――今大会での目標。どんなプレーを見せたいですか?
 「前回大会の日本はベスト16で止まっているので。個人的には、それを超える結果を出せたらいいなと思っています。U―20W杯には海外のスカウトも来るだろうし、自分も海外に行きたいという強い思いを持っているので。今、自分が持っている力を出して、アピールしていきたい」

 ――来年には東京五輪も控えています。
 「自分の世代でもあるんで。そこは意識しつつ、でもそこまでは急がず…というか。U―20W杯でアピールすれば、必ず入っていけると思う。今はそこに全力を注いで、その上でオリンピックも狙っていけたらいいなと思っています」

 ◆瀬古 歩夢(せこ・あゆむ) 2000年(平12)6月7日生まれ、大阪府出身の18歳。小学1年からサッカーを始め、中泉尾JSCからC大阪U―12に進み、同U―15、同U―18を経て昨年10月にプロ契約を締結。過去にU―15日本代表などを経験。1メートル83、72キロ。利き足は右。参考にしている選手はマンチェスターCのDFラポルト。

 ▽U―20W杯 国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、20歳以下のナショナルチームによるサッカーの世界大会。2年に一度開催され、今大会が22回目。10回目の出場となる日本の過去最高成績は、99年ナイジェリア大会の準優勝。今大会メンバーには久保建英(FC東京)らが外れた一方、中村敬斗(G大阪)や西川潤(桐光学園高)らが選出された。

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