シントトロイデンの冨安が帰国　全ての試合にフル出場「本当に大きな転機になった一年」

　ベルギー1部シントトロイデンのDF冨安健洋（20）がシーズンを終えて成田空港着の航空機で帰国した。日本代表として参加した1、2月のアジア杯期間を除き、全ての試合にフル出場した充実のシーズン。「本当に大きな転機になった一年。僕自身本当に楽しく1年間過ごせた」と振り返った。

　クラブでの活躍が、日本代表での飛躍にも繋がった。昨年9月の親善試合でA代表に初選出され、アジア杯ではレギュラーの座を不動のものに。「代表に入れたのも、シントトロイデンで監督が（シーズンの）最初から使ってくれてなので、監督に本当に感謝したい」と話した。

　帰国後は地元・福岡に戻って友人と会うなど、ゆったりとした時間を過ごして休息を取る予定。噂されている移籍については「僕自身何も聞いていない。もしステップアップするチャンスがあればもちろんチャレンジしたい」とし、6月のA代表活動に向けては「選んでいただけたら全力でプレーする」と誓った。