バルサ　リバプールに先勝!メッシ圧巻2発で600ゴール到達

＜バルセロナ・リバプール＞2得点を決め勝利に貢献したバルセロナのFWメッシ（AP）
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　欧州CL準決勝第1戦は1日に1試合が行われ、4季ぶり6度目の優勝を目指すバルセロナ（スペイン）がホームで昨季準優勝のリバプール（イングランド）に3―0で先勝した。ウルグアイ代表FWルイス・スアレス（32）が前半に今季大会初得点となる先制ゴールを決め、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（31）が後半に直接FKなどで2得点をマーク。第2戦は7日にリバプールで行われる。

　カンプノウが、またもメッシの独り舞台と化した。圧巻は後半37分、約30メートルの直接FK。短い助走から左足を振り抜き、ゴール左上に豪快に突き刺した。本人は「幸運にも決まってくれた」と謙遜したが、敵将のクロップ監督も「こういう時のメッシは止めるすべがない」と脱帽した。

　後半は相手のプレスと球際の強さに苦しみ、チームはホームで珍しくボール保持率で下回った。「テンポが速くフィジカル重視の相手ペースだった。ポゼッションできない状況に慣れていないが、最善を尽くすしかなかった」というエースが、1―0の後半30分に悪い流れを断ち切る一撃。ドリブル突破からスルーパスで好機を演出し、最後はこぼれ球をゴールに流し込んだ。

　くしくも14年前の5月1日にバルセロナで公式戦初ゴールを決めてから、これで通算600点。同じ600点の宿敵C・ロナウド（ユベントス）を大きく上回るペースでゴールを量産する主将は「重要なのは失点しなかったこと。いいアドバンテージを得た」と第2戦を見据えた。